Lyric and Movie
Lyric and Movie : 過去の作品集
よるのうた / feat.MAYU
Youtube(よるのうた / Midnight whisoes)
Music :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Illustration/Video : OyasuMe
Lyric
僕たちが見ていた アスファルトの路のどこかに、 きっと片足の靴を棄てたのだろう
愛 夢 音 色
形のないものなんて、 いっそ消えてしまえばいいのにと思う。
君の声を聴かせて。 溺れそうな、寂寥感。 子守唄をなぞって、星空が熔けていく
家 人 息 夜
君が嫌うものなんて、 いっそ朽ちてしまえばいいのにと思う。
君の声を聴かせて。 溺れそうな、寂寥感。 子守唄をなぞって、三日月が堕ちていく
もうない火を探して、煙草の煙は上る。
子守唄をなぞって、翳りゆく部屋の中
君のうたを聴かせて。 溢れそうな、朝焼けに。
子守唄をたどって、感情が溶けていく。
リリー / feat.初音ミク
Youtube(リリー / Lilly)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Illustration : 蜂蜜酸-HoneySan-
Lyric
煤けた色の本を手に取った
隣にはリリーの香を詰めた缶
拙い文章の終わり
震える字で『眠たい』とだけ書き足されていた
「世界の終わりが欲しい」
あなたは小さく言った
僕が消えれば それを叶えられるなんて
あの縹色の花に触れたのはもういつのことだったか
思い出せない
『サルヴァドールの教会で祈った』と
それだけが耳にこびりついた
ただ、息が苦しい
死にたいだけだ、と知って
あなたは何も 止めようとはしなかった
「世界の終わりが欲しい」
あなたはいつもそう言う
僕が消えればそれを叶えられるなんて
自惚れていると、思う。
ジャーニー / feat.KAITO
Youtube(ジャーニー / Journey)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Illustration ; いらすとや-Illustya-
Lyric
心が壊れそうなほど 泣いたこと、考えたこと あなたは嘘だと言う
言い訳を並べるたびに 死んでしまいたくなった。
吐き出す花びらが 目の前を覆って あなたの表情(かお)なんか 少しも見えやしない
終わらない夢の中に 私はきっと罰が欲しいだけ
心が壊れそうなほど 泣いたこと、考えたこと あなたは嘘だと言う
言い訳で首を絞めて 死んでしまいたくなった。
気づかなかった ひび割れているなんて
この船の中は大丈夫だと 勘違いして、思い込んで 恥ずかしい、馬鹿らしい
ロミオとスノーホワイト / feat.ギャラ子
Yotube(ロミオとスノーホワイト / Romeo and Snowwhite)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Illustration : 蜂蜜酸-HoneySan-
Lyric
拝啓、ウィリアム・シェイクスピア様
あなたはきっと知らないでしょう
あなたの作品に憧れ、僕のジュリエットが死んだことを
ひどく濁った林檎を口に含んで息絶えた
『どうか、後を追って。』と
それがどれほど嬉しかったか
ヴィルヘルム・グリムが描(えが)いた
あの黒い髪のお姫様
子供のとき見てた絵本に
世界がまた、恋をする
君に最低なアイラブユーを。
綺麗だと言って抱きしめてスノーホワイトの真似でもしようか
落ちた林檎をかじる
拝啓、ウィリアム・シェイクスピア様
あなたはきっと知らないでしょう
あなたの作品に溺れて僕のジュリエットが死んだことを
ヴィルヘルム・グリムが描(えが)いた
あの赤い頬のお姫様
子供のとき読んだ絵本に
世界がまた、恋をする
君に最低なアイラブユーを。
心臓(こころ)ごとプレゼントしよう
見返りのある愛は望まないよ
まるでロミオみたいに
冷たくなったその身体はあの白い肌のお姫様
子供のとき夢見た物語(はなし)
世界がまた、恋をする
君に最高のアイラブユーを。
綺麗だと言って抱きしめてスノーホワイトの真似でもしようか
落ちた林檎をかじる
セイレーン / feat.歌愛ユキ
Youtube(セイレーン / Seiren)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
愛を盗んだ だって欲しかったから
あなたがあの子を見つめる その視線が欲しかったから
金を盗んだ だって貧しいかったから
あなたがあの子に与える その豊かさを知ったから
海の匂いが鼻をくすぐる 涼しい岩場の上で
言わない方がマシね 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方がマシね (目を合わせちゃダメ)
愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
愛を盗んだ だって欲しかったから
あなたがあの子を見つめる その視線が欲しかったから
夢を盗んだ だって気になったから あなたがあの子と一緒に 何処か遠くを見てたから
海の水が目の奥に染みる 冷たい珊瑚の上で
言わない方がマシね 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方がマシね (目を合わせちゃダメ) 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
誰もが言うことを聞く 私の呪いの歌があれば
誰もが近寄らない 私の白い鱗を見れば
でもあなただけは違う 私の尾に触れてこう言った
「ダイヤモンドみたいだ」
未練がましいけど、忘れられない
言わない方がマシね 許してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方が、なんて 嘘ばっかりね (私、諦められないの。)
嘘は嫌いよ 【耳を澄ませて】
心を操(と)ってあげる。
#ラップとは / feat. 歌愛ユキ
Youtube(#ラップとは / #What is rap?)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
ライミングフロウ(やっ!)
不能?不可能?
Zen Zen(全然)
分からん AVALON
繰り返すことしかできないの
Zen Zen(全然) 分からん分からん!!!
ライミングフロウ(やっ!)
不能?不可能? Zen Zen(全然)
分からん AVALON
Yeah
魔法使い / feat.歌愛ユキ
Youtube(魔法使い / wizard)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
グラスを傾けて 指先に零れる 魔法の紫煙と消えないにおい
空に浮かんで あなたは見えないのね
朝も夜も無い 終焉の鐘
蒼に沈んで あなたは知らないのね
産まれたばかりの美しい哀
言葉を捧げて 視線の遠くに望まぬ姿と 消えないにおい
Beast / feat.巡音ルカ
Youtube(Beast)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
君と暮らすようになって いくつか年を過ごした
ゆるりと弧を描いている その小さな唇
いつまでも解けない呪い 君はしわが増える度に 「ごめんなさい」と目を伏せる
その意味がわからなかった
「獣のままだっていい」と 抱きしめてくれたことを 生涯忘れないって言えば
君は嬉しそうに笑った
傷ついた分だけ強くなるなんてことはないんだろう
だってそれが野獣と呼ばれ泣いていた僕なら どれほど強いんだろう
体中が毛に覆われたって心臓にまで 毛が生えることなんかなくって
君みたいな人間に怯えた僕を人は哀れんだ
君と暮らすようになって いくつも年を過ごした
ゆるりと弧を描いていた あの小さな唇
いつまでも解けない呪い 君はしわが増える度に 「ごめんなさい」と言っていた
その意味が未だわからない
「心から愛する人に逢える確率は生涯分の1」 なのだと君は呟いて微笑んだ
本当の『運命の人』がどこかにいるのだとしても 心から愛する人にはなれない
もう君に出逢ってしまったから
これまでもこれからだってたった1人の 人間しかいないなら
「どう考えても君しかいないんだ」 吠える僕を人は哀れんだ
「私じゃあなたを戻せない。それでも 私は幸せでした。……ありがとう。」
君はそう言って目を閉じた
傷ついた分だけ強くなるなんてことはないんだろう
だってそれが野獣と呼ばれ泣いていた僕なら どれほど強いんだろう
人間が死に襲われたって 野獣まで一緒に死ぬことなんかなくって
君みたいな人間に憧れた 僕を人は哀れんだ
本当の『運命の人』がどこかにいるのだとしても 心から愛する人にはなれない
もう君に出逢ってしまったから
眠りについた君の手のひらに黒い爪で 僕の名をなぞった
君みたいな素敵な人に逢えて 僕は幸せだった
シンデレラ / feat.初音ミク
Youtube(シンデレラ / Cinderella)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
年に一度の舞踏会
夢みる女の子を探して
町中、帽子屋の床を掃く
きみを見つけた
「王子様に会いたくないかい?」
「いいえ、別に。興味ないわ。」
継ぎはぎだらけの服を着て仕事をしてた
それでも僕は与えられた使命を
果たさなくちゃいけない
だから何度も声をかけた
それなのにきみは
「そうね。そんなことより、貴方とお茶がしたい。」と
驚く僕に笑いかけた
シンデレラ
僕はきみに恋をした
許されるものではないと理解ってはいるんだ
ただ手伝うだけの魔法使いの望みなど
誰かに届くはずもなくそっと心に閉じ込める
年に一度の舞踏会
それはもう今夜に迫って
ケーキを一口食べた
「もう最後の日か。」と言った
キラキラ光る窓の外
「迎えの馬車を用意した。だから、彼に会いに行って。」
情けない顔で笑い、ドレスを出した
「貴方はそれでいいの?」
「……もちろん。」なんて
嘘をついた
シンデレラ
僕はきみを幸せにするために創られたから物語通りに言う
「ガラスの靴を履いてから、夜12時までの魔法です。鐘が鳴り終わるまでにはここに帰ってきなさい。」
終焉を告げた音で僕の身体は大きな獣になる
もうきみには会えないと哭いた
それなのにきみはガラスの靴を片手に
「貴方に、履かせてほしい。」と息を切らして戻ってきた
シンデレラ
野獣は人間に恋をした
ふたりは“運命”を捨てて“愛”を願った
本当は重ならない僕らの未来。でもそれは確かにここに在るシンデレラの物語
砂時計 / feat.初音ミク
Youtube(砂時計 / hourglass)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
さらさら流れている
落ちていく、溶けていく。
寂しいこの一時が どうしても好きになれない
ゆらゆら揺れている長い影は私を見た
冷たいこの一瞬
いつまで経っても慣れない
緋色の紅茶にオレンジのスコーン
甘い角砂糖を2つカップにいれた
「君はミルクを入れないの?」と聞いてきたのは誰だった…?
用意された向こうの椅子にはずっと空気が座っている
ゆらゆら揺れている長い影は私を見た
冷たいこの一瞬
いつまで経っても慣れない
飴色の紅茶にラズベリーのタルト
甘すぎるミルクを少しカップにいれた
砂の粒が時間を告げた
紅茶もお菓子もミルクも
用意された向こうの椅子にはあなたがいなくちゃ意味がない
「君はミルクを入れないの?」と聞いてきたのは誰だった…?
用意された向こうの椅子にはずっと空気が座っている
さらさら流れている
落ちていく、溶けていく。
寂しいこの一時が どうしても好きになれない
蜘蛛の絲 / feat.歌愛ユキ
Youtube(蜘蛛の絲 / The spider theread)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
闇に踊る談
劣情を貰った事がある
呼吸と吐き出したのは
鉛の泥でした
音も無く花だった
下らない我儘に負けそうで
先も行かぬ愚かな僕、死と
昨日を生きた誰かを畏れよ
茜が堕ちていく
「帰ろう」と云われた事がある
それは願望でしかない
潰れた蟲の聲
「無様だ」と 貴方が持っていた
紅い色の筆で線を引けば
それがきっと僕の為になる
世界を喰らう蜘蛛すら逃げ出した
音も無く花だった
下らない我儘に負けそうで
先も行かぬ愚かな蜘蛛、死と
昨日を生きた誰かを畏れよ
月を / feat.VY1
Youtube(月を / Even the darkest days have an end)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
堕ちていく、朽ちていく流れていく、爛れていく
汚れた靴を僕に投げ
落ちていく、朽ちていく流れていく、溺れていく
真夜中の海の底へ。
堕ちていく、朽ちていく流れていく、爛れていく
星すら見えない路も
落ちていく、朽ちていく流れていく、溺れていく
ポケットの中に沈んだ
堕ちていく、朽ちていく流れていく、爛れていく
夜のばけものは、喰らった。
落ちていく、朽ちていく流れていく、溺れていく
黒い骸を隠すように
堕ちていく、朽ちていく流れていく、爛れていく
名前も知らない月を
落ちていく。朽ちていく。流れていく。消えていく。
あの日、あなたは確かに……──
熱砂の幻 / feat.KAITO
Youtube(熱砂の幻 / Desert past)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
目指せ、目指せ、東の国 一等輝く星を求めて
目指せ、目指せ、東の国 黒い予兆から逃げる為に
御告げを受けたのは新月の夜
彼女は僕を視た 肩が揺れている
「何故」と言いたげな僕を横目に 「可愛い仔」頬擦りをしてみせたのだ
目指せ、目指せ、東の国 一等輝く星を求めて
目指せ、目指せ、東の国 黒い予兆から逃げる為に
信徒を引き連れて 黄金よりも高価な存在(ひと) 僕へ託された
ゆらりゆらりと列を成す
目指せ、目指せ、東の国 一等輝く星を求めて
目指せ、目指せ、東の国 熱砂の乾いた風に吹かれ
やがて誰も知らぬ土地へその姿を消した
目隠し / feat.歌愛ユキ
Youtube(目隠し / Midnight demon)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
暗い、暗い、海の底へ
何も見えないからこそ知り得る世界
暗い、暗い、地獄の底へ 金棒よりも怖い
あの手を覚えてる
sick / feat.花隈千冬
Youtube(sick)
Music/Video :榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
翠のソーダが注がれて聞かされたのは言い訳
悪いと思っているから目を合わさないままじゃん
仮に僕の亡霊が君を○したとして、 それは罪になる?
言い切れもしないくせに 答えられないのなら最初からやめてよ
昏睡 / feat.花隈千冬
Youtube
Music/Video : 榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
あなたのすきな りんごのしーるが
まだ れいぞうこに はられたまま
だって しりもしなかったもの
あたしだけが のこされるなんて
ねえ ねえ
もしあなたが ソファにいたなら
わらって いっしょに えいがをみてくれた?
ねえ ねえ
もしあなたが ベッドにいたなら
しーつにしずんで そのままねむって……ふたりで
「あなたの好きな林檎のシールが
まだ冷蔵庫に貼られたまま。
だって知りもしなかったもの。
あたしだけが残されるなんて。
ねえ、ねえ。
もしあなたがソファにいたなら、
笑って一緒に映画を観てくれた?
ねえ、ねえ。
もしあなたがベッドにいたなら、
シーツに沈んでそのまま眠って、──ふたりで」
fragile / feat.GUMI_SV 2024.01.04 update
Youtube
Music/Video : 榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
くらり くらり 空が揺れて
ふらり ふらり 君が踊る
歪んでいる世界を見つめた
ゆらり ゆらり 炎が鳴いて
てぃらるたりら いつかの歌
どろり どろり 水が垂れて
ざらり ざらり 月が欠ける
嗚呼
はらり はらり 陽が滲んで
がらり がらり 嗤う声
ほろり ほろり 割れるように
てぃらるたりら いつかの歌
逃げ出したはずの部屋が、視えた。
アマデウス / feat.カゼヒキ(粉薬)【再診】・GUMI_SV・歌愛ユキ
Youtube
Music/Video:榎本 夜-Enomoto Yoru-
Lyric
明けない夜を知っている
空が降ってきたその日は、
僕はまだアガルタにいたんだよ。
硝子を敷き詰めた路面を走る
ひび割れた電車は映画みたいでね
三日月を背に 目は閉じて
そっと踊る振り 影踏み
幻想のwaltz 今だけは騙されてほしい
幽霊の歌に合わせて零れる
美しいあのプリムラを
僕はまだ忘れずにいるんだよ
十六夜を背に 手を取って
靴は脱ぎ捨てた 足音
闇夜のcocktail 今だけは騙されていたいの
暁を背に 君の真似。
背伸びをした 影踏み
零れたワイン、今これは……。
ひかりを背に 口ずさむ
そっと踊る真似 patron
よろけたらwaltz 今だけは手を取ってほしい
終末論 / feat.GUMI_SV
Youtube
Music / Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
いつか世界に寿命がきて
なんにも無くなったら、どうする?
……僕は、そうだな
落ちてくるセカイを眺めるよ
君さえ知らなきゃ全てはフィクションで。
だからこの話だって虚構だろうさ
clone / feat.KAITO
Yotube
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
今この瞬間に始まった気がした
何がと問われたらそりゃあ、まあ、困るけど
ただ人間として僕が真似できるのは
ここまでだから 綺麗にはなれないだろうね
今この瞬間に始まった気がした
何がと問われたら君の瞳(め)を撃ち抜く
ただ人間のこと僕が真似できるのは
ここまでらしい 嘘って案外難しい
Lie / feat.鏡音リン
Youtube
Music / Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric:紅葉酒 -Momijizake-
Lyric
また吐いたんだ小さな紫煙 それは透明の管を通って
毒ガスのようなエゴが心臓握って離さないの
またついたんだ小さな嘘 それは心の管を通った気がして
麻薬のようね、嘘の味 快感握って離さないの
行きたくないなんて一時の気持ち 二時になったら忘れてる…きっと
さぁて三時のおやつ時、おやつ時 心締め付けて嗚咽時
『ちょっとだけ』って魔法使って 調子に乗って『もっと』って
その気になった病弱(笑)は過剰摂取で症状悪化
コンテニューなんてありやしない
また吐いたんだ小さな紫煙 それは溜まりに貯まった嘘
張り巡らされたエゴが日に日に握る強さ増してく
四時の不安と五時の黄昏時 六時になっても忘れられない
七時…六時と違和感と逆流してくる胃酸の味
『一回だけ』ってフラグ建てて調子に乗って回収業
その気になって病発し予想以上で回避不可って
リセットボタンはありやしない
ワガママから生まれたエゴ エゴそのもの故に嘘
嘘から出来たホンモノは嘘には戻らないんだよ
『ちょっとだけ』って魔法使って 調子に乗って『もっと』って
その気になった病弱(笑)は過剰摂取で症状悪化
こんな筈じゃないって こんな筈じゃなかったって
『一回だけ』ってフラグ建てて調子に乗って回収業
その気になって病発し予想以上で回避不可って
リセットボタンはありやしない
気のせいです、すみません 気の所為では済みません
亡霊 / feat.GUMI
Youtube
Music / Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
僕はただ、自分が助かりたいだけ
冠を投げ捨てるように
その肩が竦むのがわかっていて
それでも それでも
沸き立つ香水のにおい
彼女が消えて一番喜んだ
ようやく逃れられるのだ!
ようやく逃れられるのだと──
──「離さない」
炎-Homura- / feat.鳴花ミコト
Youtube
Music/Video : 榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Lyric
僕を助けるものは 君なんてものじゃない
そんなものがいるのならば、とうの昔に 灰になっているから
どうか願わくば あの闇の指先に
灯った色と 想った過去と 踊って
そして、僕は荼毘に付す
シンデレラ -Re:Movie- / feat.初音ミク
YouTube
Music:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(2017年当時)
Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(現在)
Vocal:初音ミク
Lyric
年に一度の舞踏会 夢みる女の子を探して
町中、帽子屋の床を掃くきみを見つけた
「王子様に会いたくないかい?」
「いいえ、別に。興味ないわ。」
継ぎはぎだらけの服を着て仕事をしてた
それでも僕は与えられた使命を果たさなくちゃいけない
だから何度も声をかけた
それなのにきみは「そうね。そんなことより、貴方とお茶がしたい。」と 驚く僕に笑いかけた
シンデレラ 僕はきみに恋をした
許されるものではないと理解ってはいるんだ
ただ手伝うだけの魔法使いの望みなど 誰かに届くはずもなくそっと心に閉じ込める
年に一度の舞踏会 それはもう今夜に迫って
ケーキを一口食べた「もう最後の日か。」と言った
キラキラ光る窓の外
「迎えの馬車を用意した。だから、彼に会いに行って。」
情けない顔で笑い、ドレスを出した
「貴方はそれでいいの?」
「……もちろん。」なんて
嘘をついた
シンデレラ 僕はきみを幸せにするために創られたから 物語通りに言う
「ガラスの靴を履いてから、夜12時までの魔法です。 鐘が鳴り終わるまでにはここに帰ってきなさい。」
終焉を告げた音で僕の身体は大きな獣になる
もうきみには会えないと哭いた
それなのにきみはガラスの靴を片手に 「貴方に、履かせてほしい。」と
息を切らして戻ってきた
シンデレラ 野獣は人間に恋をした
ふたりは“運命”を捨てて“愛”の手をとった
本当は重ならない僕らの未来は歪んだ それは確かにここに在る
シンデレラの物語
Beast -Re:Movie- / feat.巡音ルカ
Music:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(2017年当時)
Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(現在)
Vocal:巡音ルカ
Lyric
君と暮らすようになって いくつか年を過ごした
ゆるりと弧を描いている その小さな唇
いつまでも解けない呪い 君はしわが増える度
「ごめんなさい」と目を伏せる その意味がわからなかった
「獣のままだっていい」と 抱きしめてくれたことを生涯忘れないって言えば
君は嬉しそうに笑った
傷ついた分だけ強くなるなんてことはないんだろう
だってそれが野獣と呼ばれ泣いていた僕なら どれほど強いんだろう
体中が毛に覆われたって心臓にまで 毛が生えることなんかなくって
君みたいな人間に怯えた僕を人は哀れんだ
君と暮らすようになって いくつも年を過ごした
ゆるりと弧を描いていた あの小さな唇
いつまでも解けない呪い 君はしわが増える度に「ごめんなさい」と言っていた
その意味が未だわからない
「心から愛する人に逢える確率は生涯分の1」なのだと
君は呟いて微笑んだ
本当の『運命の人』がどこかにいるのだとしても
心から愛する人にはなれない もう君に出逢ってしまったから
これまでもこれからだってたった1人の人間しかいないなら
「どう考えても君しかいないんだ」吠える僕を人は哀れんだ
「私じゃあなたを戻せない。それでも私は 幸せでした。……ありがとう。」
君はそう言って目を閉じた
傷ついた分だけ強くなるなんてことはないんだろう
だってそれが野獣と呼ばれ泣いていた僕なら どれほど強いんだろう
人間が死に襲われたって 野獣まで一緒に死ぬことなんかなくって
君みたいな人間に憧れた 僕を人は哀れんだ
本当の『運命の人』がどこかにいるのだとしても
心から愛する人にはなれない もう君に出逢ってしまったから
眠りについた君の手のひらに黒い爪で僕の名をなぞった
君みたいな素敵な人に逢えて 僕は幸せだった
砂時計 -Re:Movie- / feat.初音ミク
Music:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(2017年当時)
Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-(現在)
Vocal:初音ミク
Lyric
さらさら 流れている 落ちていく、溶けていく。
寂しいこの一時が どうしても好きになれない
ゆらゆら 揺れている
長い影は私を見た
冷たいこの一瞬 いつまで経っても慣れない
緋色の紅茶にオレンジのスコーン
甘い角砂糖を2つカップにいれた
「君はミルクを入れないの?」と聞いてきたのは誰だった…?
用意された向こうの椅子にはずっと空気が座っている
ゆらゆら 揺れている長い影は私を見た
冷たいこの一瞬 いつまで経っても慣れない
飴色の紅茶にラズベリーのタルト 甘すぎるミルクを少しカップにいれた
砂の粒が時間を告げた
紅茶もお菓子もミルクも
用意された向こうの椅子にはあなたがいなくちゃ意味がない
「君はミルクを入れないの?」と聞いてきたのは誰だった…?
用意された向こうの椅子にはずっと空気が座っている
さらさら 流れている 落ちていく、溶けていく。
寂しいこの一時が どうしても好きになれない
覚醒 / feat.MAYU
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:MAYU
Lyric
ある朝、鏡を見てみたら 僕の顔が無くなっていた
触ると後ろに白い壁 もしかして首から上が
無い?
「氣の毒に、氣の毒に」
そんな声が聞こえてきて
「氣の毒に、氣の毒に」
勝手に僕を決めるなよ
何にも見えなくても 匂いと味は変わらない
ナイフとフォークでいただきます 柔らかく落ちる
「ドグラ・マグラ」
líka hand t’aqhisiña fuaim şəkil ৰূপ dwaling ስጋ لا شئ çfarë պտուտակ squillo ifuru ngipen Diri sendiri Os час boshqacha asikɛ sarnased шайтан ರಾಕ್ಷಸ Ninde άλλα Εξω кол juru – નકારાત્મક અવાજ Ɛvri tɛm Razlog अर्थ suafa muamua Tome ropa Ao ntsho tag-init Луо součet Ntshava ኣገባብ వెయ్యి teuflisch Deɛ ɛdi hɔ Ház 난초 apa Grilled 「××××××」
yellow / feat.花隈千冬
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:花隈千冬
Lyric
薄い唇が動き
笑う月光と
冷たい空気すり抜け
視線 何気ない光景
温かい珈琲の湯気は揺蕩う
夢沈む夜中
硝子を超えて漏れ出す 知らない
女との笑い声
庭から見える 遠い國
私は届かない場所 誰にも言えない
薄暗い灯りの下で惨めな涙と踊れ
いつか隣へと夢見ても カサブランカが邪魔をする
私じゃダメなの? 私じゃダメなの?
苦しいよ、悲しいよ
あなたが失恋しますように。
蛇と林檎 / feat.歌愛ユキ・KAITO
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:歌愛ユキ・KAITO
Lyric
僕の脈が止まるのを待って
僕の声が終わるその時に
僕の噛み跡が無くなるまで
理由ならいつかわかるからさ
「やっぱり知恵の実と交換してよ」
もう二度と君の影を追いかけぬように
月を – VY1 『Re:Movie』
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:VY1
Youtube
Lyric
堕ちていく、朽ちていく 流れていく、爛れていく
汚れた靴を僕に投げ
落ちていく、朽ちていく 流れていく、溺れていく
真夜中の海の底へ。
堕ちていく、朽ちていく 流れていく、爛れていく
星すら見えない路も
落ちていく、朽ちていく 流れていく、溺れていく
ポケットの中に沈んだ
堕ちていく、朽ちていく 流れていく、爛れていく
夜のばけものは、喰らった。
落ちていく、朽ちていく 流れていく、溺れていく
黒い骸を隠すように
堕ちていく、朽ちていく 流れていく、爛れていく
名前も知らない月を
落ちていく。朽ちていく。 流れていく。消えていく。
あの日、あなたは確かに……__
無無無 – 歌愛ユキ
Music/Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:歌愛ユキ
SE:効果音ラボ様
Youtube
Lyric
白い雲が遠のいては赤い鳥居を眺めている
昔々、とても昔 僕に声をくれたんだ
黒い神様は笑っていた 白いしめ縄を超えてさ
二人だけの秘密だよ、お土産にと石を貰った
無計画の金字塔 謀反人の象徴
村の人は知らないまま。
遠い夏が揺れる 無人駅が消える
誰もいなくなった とても静かになった
神様と僕だけ 美しい世界で
何も要らなくなった 言葉は風に飛んで
「そのまま死ぬ気だなんて言わないよね」
寂しがり、神様。 寂しがりは、僕もだ。
灰色になった 水平線の先で
誰もいなくなった 誰もいなくなった
セイレーン 『Re:Movie』 – 歌愛ユキ
Music:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Video:榎本 夜 -Enomoto Yoru-
Vocal:歌愛ユキ
Lyric
愛を盗んだ だって欲しかったから
あなたがあの子を見つめる その視線が欲しかったから
金を盗んだ だって貧しいかったから
あなたがあの子に与える その豊かさを知ったから
海の匂いが鼻をくすぐる 涼しい岩場の上で
言わない方がマシね 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方がマシね (目を合わせちゃダメ)
愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
愛を盗んだ だって欲しかったから
あなたがあの子を見つめる その視線が欲しかったから
夢を盗んだ だって気になったから あなたがあの子と一緒に 何処か遠くを見てたから
海の水が目の奥に染みる 冷たい珊瑚の上で
言わない方がマシね 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方がマシね (目を合わせちゃダメ) 愛してなんて (私、あなたが好きなの。)
誰もが言うことを聞く 私の呪いの歌があれば
誰もが近寄らない 私の白い鱗を見れば
でもあなただけは違う 私の尾に触れてこう言った
「ダイヤモンドみたいだ」
未練がましいけど、忘れられない
言わない方がマシね 許してなんて (私、あなたが好きなの。)
それすらも呪い?
言わない方が、なんて 嘘ばっかりね (私、諦められないの。)
嘘は嫌いよ 【耳を澄ませて】
心を操(と)ってあげる。